地編創遇 -来園者が創るコミュニティアート・パーク- The community art park where guests participate in its spatial-design process
岡田亮太朗 Ryotaro Okada
作品コンセプト
- JP
- EN
閉園した遊園地を「ユニークな環境の宝庫」として捉え、それらを創作意欲を持った来園者がコミュニティ・アートを通じて更新していく空間を提案する。対象敷地として選定したみさき公園跡地に、アート作品の制作やパフォーマンスの拠点および住居となる場所を提供することにより、地域でアート活動を行う人々を誘致する。そして、来園者はそのアーティスト達の手助けの下、毎回そこで出会った他の来園者の創作意欲と様々に刺激し合いながら、新たな施設のコンテンツの創出や空間デザインを行う。訪れるたびに変わる創作体験、さらに自分で作ったものが施設の一部となるという他ではできない経験により、来園者のまた訪れたいという思いを誘発する。このようにして、一度閉園した遊園地が、来園者自身によっていつまでも魅力が生み出され続けるコミュニティアート・パークとして生まれ変わる。
As interpreting a closed amusement park as a reservoir of unique environments, I propose to renovate Misaki-Koen into a community-art park where people who have a creative urge gather and participate in the spatial-design process of the park. Through community-art activities, they would embellish the park and create entertaining attractions by themselves under the guidance of artists living in the park.