流れの”出会い”に学ぶ-河川氾濫・治水に関する防災・環境学習センター- Learning at “De-ai”, the Confluence of Three Rivers: Disaster-prevention and Environmental Education Center for Flood Control
新谷彩 Aya Shintani
作品コンセプト
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日本は災害大国である。特に、河川水害は季節性の台風や豪雨に加え、近年の地球温暖化に伴う異常気象により、その発生件数・規模ともに増しつつある。一方で、人々の営みに水辺は欠かせない。多くの人々が水辺に住まい、その恩恵を受けながら生活している。すなわち、人々は水害に対する知識・理解を身につけ、非常時に備えることで、河川環境と共存しなければならない。そこで、淀川三川(桂川・宇治川・木津川)の合流地点において、小学生が河川氾濫や治水について学ぶ施設を提案する。流れが合流する地点を表す「出会い」にちなみ、各流域地域からやってきた子供たちが「出会い」、交流しながら学習する。小学校の総合学習・地域学習を誘致し、3年間のプログラムを通して、災害に強いまち・地域を築く未来人を育てることを目的とする。
Japan has a lot of water floods. Since many people live along rivers, they always need to prepare for a disaster. In this proposal, we will create a place to educate elementary school children at “De-ai”, the confluence of the three rivers of the Yodo-gawa river system. They gather (“De-ai”) from each river basin to study flood control and river environment together.