奨励賞the Encouragement Prize
Work Park ー公と私が織りなす新しい都市の居場所ー Work Park -A new place for urban life woven by public/common and private space-
松本七海 Nanami Matsumoto
作品コンセプト
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現在、都市機能は「働く」「住む」「余暇」「交通」に分類され、それに伴い、都市全体のパブリック空間とプライベート空間も明快に分類されることになった。しかし近年、自由な働き方が広まってきたことで、その都市のあり方が変わりつつある。「働く」ための空間は今まで以上にパブリックな場に進出し、「住む」という機能は単に隔離されるものではなく、パブリック空間かコモン空間のどちらかと連携して利用されるようになっているのが実際である。そこで「壁」を、公と私とを隔てるものではなく、パブリックとコモンを隔てるものと定義し直し、その両側においてプライベートがパブリック、もしくはコモンと常に関わり合うような状態を連続的に出現させる。そして本提案では「公園」に上記の建築的操作を導入することで、個人の働き方、ライフスタイルに合わせ、自分に合った居場所を見つけることができる、新しいひとつの都市のような環境を提案する。
The city functions are classified in “to work”, “to live”, “leisure”, “traffic”, and because of this, the public space and the private space of the whole city will be classified clearly, too.
However, the way of the city is changing in these years by spreading the way of freedom working.
In my suggestion, I suggest the surroundings such as new one city we can find a collect place to stay to oneself to a personal way of working, lifestyle by introducing the above architectural operation to “the park”.