建築都市デザイン学科卒業設計の入賞作品の選定方法について
2013年度以降の卒業設計の入賞作品の決定方法は、下記のようにする。なお、下記の①による賞と②による賞は重賞可とする。
①全員投票による「琵琶湖賞」および「奨励賞」
建築都市デザイン学科における教育体制全体としての総合的な視点から高く評価された卒業設計作品に授与する。多様な視点から作品を評価するため、学科内の専門分野を問わず、常勤教員の他、非常勤・客員教員を含む全講評員が審査委員として投票する。
- (ア)一次投票
- 全審査委員が1位~5位までと評価する作品を1作品ずつ選んで投票し、1位から5位までをそれぞれ5点〜1点に換算して集計する。得票の多い順に順位付けを行い、得票数で10位までの作品を一次審査の通過作品とする。投票は記名とするが審査中の公表はしない。
- (イ)二次投票
- 一次審査を通過した作品群に対し、全審査委員が持ち票1票の投票を行う。最大の得票を得た作品に「琵琶湖賞」の授与を決定する(同点一位の場合は決選投票を行う)得票数が2位と3位の作品に対して「奨励賞」を授与する。この投票は記名・公表とする。
②少人数公開合議による「比叡賞」および「審査委員特別賞」
建築都市デザイン学科における教育体制全体としての総合的な視点から高く評価された卒業設計作品に授与する。多様な視点から作品を評価するため、学科内の専門分野を問わず、常勤教員の他、非常勤・客員教員を含む全講評員が審査委員として投票する。
- (ア)「琵琶湖賞」とは独立した賞として、特定少数の専門家にその価値を最もよく伝えきれた作品に対して、「比叡賞」を授与することができる。
- (イ)審査は少人数の審査委員の公開合議で行う。審査委員は毎年の持ち回りとし、非常勤もしくは客員教員の数名による構成とする。
- (ウ)合議のスタートとなる候補作品は、合議にのぞむ各審査委員からの推薦により選抜し、受賞作品は委員長を中心とする合議により決定する。「比叡賞」に次ぐ賞として「審査委員特別賞」を1点選出することができる。